「うるし」は人肌

「うるし」は人の肌の様だと説明することが多いです。

出来立ての漆器は赤ちゃんの肌。

硬いもので引っかいたら、「アラ!」大変。

赤ちゃんなら大泣きです。

 

御料理やさんなどでは、手元に来てから半年ぐらいは使わずに、匂いを抜きなが慣らすことが常識だそうです。

家と同じですね。

 

でも、ある程度すると、とてもしっかりします。

少々の事では傷つかない。(研磨剤を使わないと削れないぐらい)

 

メンテナンスは洗顔と同じような感じ。

 

ちなみに僕の洗顔

朝起きて洗う。

お家帰ってきたら洗う。

こすって痛くないもので洗う。

火傷しない温度で洗う。

毎日使って手が荒れたりしない洗剤ならOK!

洗い終わったら軽く水分をふく。

 

ずぼらな僕の洗顔ですが漆器の扱いもおなじようなもの。

ただし!!これは普段使いの漆器の場合。

 

モデルさんや芸能人の洗顔はもっとしっかり。

モデル仕様の漆器はモデルさんの洗顔に準じて頑張ってください。

 

蛇足ですが

年を経た漆器はお肌と同じに、メンテナンスが必要。

年齢別基礎化粧品とは言いませんが

メンテナンスすればぐっと寿命が延びます。

 

ほんと、「うるし」は人の肌みたいと、われながら一人で納得。